白血病(はっけつびょう、leukemia)。医学的には、腫瘍化した造血細胞が無制限に増殖して血液中に出現する疾患の総称である。白血球系の細胞の腫瘍であることが多いため白血病と呼ばれるが、実際には赤血球系や血小板系の細胞が腫瘍化したものもあり、これらも白血病と呼ばれる。
続きを読む2007年11月30日
2007年11月29日
2007年11月28日
2007年11月27日
高尿酸血症
高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)とは、人間の血中に存在する物質尿酸の血中濃度が異常に高い状態を言う。正確には、血中濃度が7mg/dLを越えると高尿酸血症である。
DNAの合成に不可欠な物質であるプリン体の産生過剰あるいは排泄低下がその原因である。先天性の原因としては、HGPRT欠損症(レッシュ・ナイハン症候群)やAPRT欠損症が知られている。APRT欠損症は、日本人にしか見られない。弥生時代の一人の日本人におこった突然変異が原因であるという。後天性の原因としては、薬物(利尿薬、アスピリン)、悪性腫瘍などがある。
ただし、これらのはっきりとした原因がないものがほとんどである。アルコール、特にビールの摂取が明らかな危険因子である。詳細に検討すると、高尿酸血症をおこす患者は、尿酸の排泄が低下している患者と産生が亢進している患者にわけられる。日本では尿酸排泄低下型が60%、産生亢進型が20%、混合型が20%をしめる。
実のところ、人間は尿酸を代謝する酵素ウリカーゼをもっていないから高尿酸血症をひきおこす(下流をせき止められた川の状態である)。霊長類を除く多くのほ乳類はウリカーゼを有しており、尿酸をアラントインに代謝することができるため先天性の原因がないかぎり高尿酸血症がおこることはない。ウリカーゼは、さらに下等な動物にもみられる。なぜ人間を含む霊長類がウリカーゼを失ってしまったかは明らかではないが、何らかの時代において突然変異によりウリカーゼを失ってしまった霊長類がその環境に適していた可能性はある。あるいは、ある時代の霊長類は肉・魚を主なエネルギー摂取源としなかったため体内へのプリン体の蓄積がなく、ウリカーゼがないことが生存について問題がなかったというのもありうる仮説である。
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2007年11月25日
糖尿病
糖尿病(とうにょうびょう、Diabetes Mellitus: DM)は、糖代謝の異常によって起こるとされ、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が病的に高まることによって、様々な特徴的な合併症をきたす危険性のある病気である。一定以上の高血糖では尿中にもブドウ糖が漏出し尿が甘くなる(尿糖)ため糖尿病の名が付けられた(Diabetes=尿、Mellitus=甘い)。腎臓での再吸収障害のため尿糖の出る腎性糖尿は別の疾患である。
全世界の患者数は2006年現在で1億8000万を越えると見積もられ、2030年までに倍増すると予想されている。 日本国内の患者数は、この40年間で約3万人から700万人程度にまで膨れ上がってきており、境界型(糖尿病予備軍)を含めると2000万人に及ぶとも言われる。
続きを読む2007年11月24日
気胸
気胸(ききょう Pneumothorax)とは、胸腔内で気体が肺を圧迫し、肺が外気を取り込めなくなった状態である。
●病因
多くは自然気胸(原発性自然気胸 Primary spontaneous pneumothorax および特発性自然気胸 Secondary spontaneous pneumothorax)で、肺胞の一部が嚢胞化したもの(ブラ Bulla)や胸膜直下に出来た嚢胞(ブレブ Bleb)が破れ、吸気が胸腔に洩れる事でおこる。胸痛をきっかけに受診することが多い。
年配の人の気胸の場合は肺気腫・結核・肺癌などの基礎疾患に伴う続発性気胸が多い。女性の場合は子宮内膜症が横隔膜や肺に広がり月経とともに剥がれ落ちて起こる、月経随伴性気胸の場合もある。交通事故などによる肋骨骨折が原因となる外傷性気胸や、中心静脈カテーテル穿刺、鍼による肩背部・胸部などへの直深刺などによる医原性気胸もある。
重傷の場合は静脈や動脈の損傷に伴う血気胸となり、左右のバランスが崩れる緊張性気胸では対側や心臓・大血管を圧排し、これらの場合では呼吸循環動態が極めて不安定なショックを呈することもある。
続きを読む2007年11月23日
2007年11月22日
2007年11月21日
2007年11月20日
2007年11月19日
脳血管障害(脳卒中)
2007年11月18日
肝硬変
肝硬変(かんこうへん)は肝臓病の一つである。慢性の肝障害が進行した結果、肝細胞が死滅・減少し線維組織によって置換され、結果的に肝臓が硬く変化し、肝機能が減衰した状態を指す。肝組織は再生能力の非常に強い組織ではあるが、ある程度以上肝臓の線維化が進行すると、その変化は非可逆的となる。
●疫学
ウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎など)、アルコール性肝障害、原発性胆汁性肝硬変、ヘモクロマトーシス、自己免疫性肝炎など、あらゆる慢性肝疾患が原因となり、あるいはこれらの疾患が進行した終末像である。日本には40万人の肝硬変患者がおり、60%がC型肝硬変、15%がB型肝硬変、12%がアルコール性肝硬変である(新臨床内科学 第8版)。かつては日本でも日本住血吸虫の有病地において、虫卵と栄養不良を原因とする肝硬変もみられた。
続きを読む2007年11月17日
脳梗塞(脳軟化症)
脳梗塞(のうこうそく、cerebral infarction、別名:脳軟化症(のうなんかしょう))とは、脳を栄養する動脈の閉塞、または狭窄のため、脳虚血を来たし、脳組織が酸素、または栄養の不足のため壊死、または壊死に近い状態になる事をいう。また、それによる諸症状も脳梗塞と呼ばれる事がある。なかでも、症状が激烈で(片麻痺、意識障害、失語など)突然に発症したものは、他の原因によるものも含め、一般に脳卒中と呼ばれる。それに対して、緩徐に進行して痴呆(脳血管性痴呆)などの形をとるものもある。
日本人の死亡原因の中でも多くを占めている高頻度な疾患である上、後遺症を残して介護が必要となることが多く福祉の面でも大きな課題を伴う疾患である。ちなみに「脳軟化症」の名の由来は、脳細胞は壊死すると溶けてしまうため(「融解壊死」という)こう呼ぶ。
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