2008年03月31日

解離性同一性障害

解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい)は解離性障害の一種で、(特に幼児期に)性的虐待などの強い心的外傷から逃れようとした結果、解離により個人の同一性が損なわれる疾患。略称はDID (Dissociative Identity Disorder) である。

なお、一般に使われている多重人格という語は必ずしもこの疾患を指しているとは限らない。かつてはこの疾患を多重人格障害(略称MPD, Multiple Personality Disorder)と呼んでいたが、これはDSM-IIIにおける旧称、または、ICD-10における呼称である。発症原因に不明の部分が多く、現象論ばかり展開される傾向にあるので予断は禁物である。日本産科婦人科学会に症例調査を求めるべきである。

この項でこの疾患と書いた場合、便宜的に解離性同一性障害のことを指すこととする。また、斜体の言葉については、用語の節に説明を付す。

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2008年03月30日

コルサコフ症候群

コルサコフ症候群(コルサコフしょうこうぐん)は、側頭葉のウェルニッケ野の機能障害によって発生する健忘症状である。これを記載したロシアの精神科医セルゲイ・コルサコフ(1854-1900)に因んで命名された。コルサコフ症候群の多くはビタミンB1の欠乏によって起こる興奮・譫妄症状であるウェルニッケ脳症が慢性化したものであり、主としてアルコール依存症に由来する栄養失調が原因である(外傷・脳卒中などその他の器質的原因によって起こる場合もある)。

長期記憶の前向性健忘と見当識の障害を伴う逆向性健忘が同時に起こるが短期記憶は保たれ、会話能力などの知的能力に目立った低下は見られない。コルサコフ症候群の患者は被暗示性が強く、過去の記憶と妄想の区別がつかなくなる。



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健忘

健忘(けんぼう)は記憶障害のうち、特に宣言的記憶の障害された状態を指す。宣言的記憶(陳述記憶)とは記憶のうち言語で表現できる種類のもの、エピソード記憶や意味記憶のことである。一般的に言う「もの忘れ」から「記憶喪失」まで含んだ概念である。

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2008年03月29日

失語症

失語症(しつごしょう、aphasia)とは、脳出血や脳梗塞などによる脳の損傷によって一旦獲得した言語機能(「聞く」「話す」といった音声に関わる機能、「読む」「書く」といった文字に関わる機能)が障害された状態。高次脳機能障害のひとつ。 「聞く」「話す」「読む」「書く」全てが障害される。よって、構音器官の麻痺などによって構音に障害が生じる構音障害とは異なる。また、声の出なくなる失声症などとも異なる。

失語症の分類は多くある。一般的に使われる分類では運動性失語ブローカ失語非流暢性失語)、感覚性失語ウェルニッケ失語流暢性失語)、混合性失語全失語といった用語がよく用いられる。

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単純ヘルペス脳炎

単純ヘルペス脳炎(たんじゅんへるぺすのうえん, Herpes simplex encephalitis)とは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)によって引き起こされる脳炎である。

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2008年03月28日

ウイルス性急性脳症

ウイルス性急性脳症(ういるすせいきゅうせいのうしょう)とは、ウイルス感染症の重篤な合併症で、中枢神経症状を主とするもの。

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2008年03月27日

日本脳炎

日本脳炎(にほんのうえん、Japanese encephalitis)は、ウイルスによる感染症の脳炎。感染者の発症率は0.1%〜1%と推定されており、不顕性感染である。フラビウイルス科フラビウイルス属の日本脳炎ウイルスに感染したコガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus)に刺されることで感染する。家畜伝染病予防法における監視伝染病であるとともに感染症法における第四類感染症である。

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脳炎

脳炎(のうえん)は、脳の炎症性疾患の総称。

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2008年03月26日

髄膜炎(脳膜炎、脳脊髄膜炎)

髄膜炎(ずいまくえん、Meningitis)とは、脳の髄膜下腔に主に軟膜に炎症が生じた状態。脳膜炎脳脊髄膜炎とも。

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2008年03月25日

二分脊椎症(脊髄髄膜瘤)

二分脊椎症(にぶんせきついしょう)とは、先天的に脊椎骨が形成不全となって起きる神経管閉鎖障害の一つ。母胎内で胎児が脊椎骨を形成する時に何らかの理由で形成不全を起こし症状の軽いものは気付くことなく終わるが時に本来、脊椎の管の中にあるべき脊髄が脊椎の外に出て、癒着や損傷をしていることがある。このように二分脊椎症には症状の重い開放性の二分脊椎症と症状の軽い潜在性の二分脊椎症があり、通常は開放性の二分脊椎症のことを指す場合が多い。脊髄髄膜瘤ともいう。下肢の麻痺や変形、膀胱・直腸障害に因る排泄障害などが症状として見られる。

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アーノルド・キアリ奇形(キアリ奇形)

アーノルド・キアリ奇形とは脳の奇形の一種で、後頭部にある小脳や脳幹の一部が、頭蓋骨から脊椎に落ち込んだ状態になる。キアリ奇形ともいう。この状態になると、脊髄空洞症を起こし、運動機能に障害が出る。先天性と後天性があり詳しい原因は分かっていない。大人になってから分かることが多く、水頭症および無呼吸症候群等の症状がきっかけで診断されることが多い。II型でも空洞症は併発していない症例が多くその相互関係は研究されている。

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2008年03月24日

水頭症

水頭症(すいとうしょう)とは、脳脊髄液の産生・循環・吸収などいずれかの異常により、脳室が正常より大きくなる病気である。脳脊髄液による脳の圧迫が、脳機能に影響を与える。

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2008年03月23日

正常圧水頭症

正常圧水頭症(せいじょうあつすいとうしょう, normal-pressure hydrocepharus, NPH)は、明らかな脳圧亢進症状の見られない、水頭症の一種である。日本では特定疾患に認定された指定難病である。

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2008年03月22日

慢性硬膜下血腫

慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ、chronic subdural hematoma)。主に高齢者にみられる、硬膜と脳の間に血腫が緩徐に形成される疾患。多くは、数ヶ月前に頭をぶつけたなど比較的軽度な頭部外傷が原因のことが多いが、原因となる外傷が思い当たらない(または思い出せない)ことも多い。水頭症に対してドレナージを行った際の減圧もリスクになるとされる。

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2008年03月21日

致死性家族性不眠症

致死性家族性不眠症(ちしせいかぞくせいふみんしょう、Fatal Familial Insomnia, FFI)は、幻覚、重度の進行性不眠症、頻脈等の症状に続き、全身の不随意運動と痴呆を主徴とする中枢神経の変性疾患。WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)ではA810、病名交換用コードはARCH。治療法は現在のところ見つかっておらず、発症後の余命は多くの場合約2年以内。

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2008年03月20日

ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群

ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群 (Gerstmann-Sträussler-Scheinker syndrome, GSS) は、四肢の麻痺、進行性の小脳失調、痴呆等を主徴とする中枢神経の変性疾患。WHO国際疾病分類第10版 (ICD-10) ではA818、病名交換用コードはATN4。治療法は現在のところ見つかっておらず、発症後の余命は多くが5〜10年であるが、10年以上に及ぶ場合もある。

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牛海綿状脳症(狂牛病)

牛海綿状脳症(うし かいめんじょう のうしょう、Bovine Spongiform Encephalopathy, BSE)は、牛の脳の中に空洞ができ、スポンジ(海綿)状になる病気である。「ぎゅう かいめんじょう のうしょう」とも読む。羊のスクレイピーや、鹿の慢性消耗病(CWD)、他、ヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease, CJD) などを総称して伝染性(伝達性)海綿状脳症(Transmissible Spongiform Encephalopathy, TSE)と表記される場合もある。家畜伝染病予防法によって指定されている家畜伝染病の一つ。

1986年にイギリスで発生して以来、英語俗語の Mad Cow Disease の直訳である狂牛病(きょうぎゅうびょう)との表記も盛んに使われてきているが、精神病だという誤解を招いたり、更には牛海綿状脳症が人間に伝染して起こる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者への偏見を煽る可能性があるとして、使用しない方が良いといわれる。

この病気が発症した牛は、当初は痙攣を起こしたりする程度で目立った症状は現れないが、やがて音や接触に対して過敏な反応をするようになり、病状がさらに進むと運動機能に関連する部位も冒されて立てなくなるなどの症状を示す。イギリスで発生したのは、飼料として与えた汚染肉骨粉が感染源と考えられている。なお、日本での発生原因は完全には解明されていない。

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2008年03月19日

紅板症(赤板症)

紅板症赤板症(こうばんしょう/せきばんしょう)とは、粘膜が不可逆的に赤色斑を呈する状態を指す臨床病名である。

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白板症

白板症(はくばんしょう、leukoplakia)とは、肉眼的に粘膜が白色を呈することを示す臨床的用語である。主に口腔外科学領域で、ときに婦人科学領域(外陰部)などで用いられる。

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2008年03月18日

虫歯などで発症する舌癌にご注意!

1分で判明!病気チェック・・・虫歯などで発症「舌がん」

 口の中の粘膜にできる「口腔がん」。その中でも最も多く約6割を占めるのが「舌がん」だ。初期では自覚症状が乏しく、異常に気づいたころには首のリンパ節に転移しているケースも多いので、早期発見が重要だ。

 舌の表や先端にできることはまれで、大部分(90%以上)が舌の両脇で、奥歯に近いところにできやすい。病変は、白い粘膜の肥厚や赤いタダレ、シコリができたり潰瘍となって現れる。進行して大きくなるにつれ、次第に食べ物がしみたり、持続した痛みが出てくるようになってくる。

 特に発症と深く関係が指摘されているのが、慢性的な刺激。ギザギザに侵食された虫歯があったり、合わない入れ歯やブリッジが常に舌に当たっていると、そこから発症しやすい。また、舌に白っぽいコケのような斑点ができる白板症赤いクッキリとした病変ができる紅板症(約50%ががん化)は前がん病変といわれる。

 もうひとつ忘れてはいけないのは、アルコールとタバコ。毎日、多量に酒を飲む人の危険度は2〜3倍。1日20本の喫煙が加わると4倍、40本では10倍に跳ね上がるという調査結果がある。

 いずれにしても予防には、日頃の歯のメンテナンスが大切。1日1回は歯磨きのときに口の中をチェックして、2週間以上治らない病変を見つけたら早めに検査を受けるようにしよう。

■「舌がん」チェックリスト

  1. 舌の縁にシコリがあって、最近大きくなってきた
  2. 舌に口内炎ができ、一向によくならない
  3. 舌に白っぽい色のコケのようなできものがある(白板症
  4. 舌に境界がはっきりした赤い鮮明なできものがある(紅板症
  5. 虫歯が当たって、舌の縁がヒリヒリする
  6. 入れ歯のバネが当たって、舌の縁に潰瘍ができた
  7. 酒が好きでヘビースモーカー、最近舌の縁がザラザラする

 「どれか1つでも該当するようなら専門医にみてもらった方がいい」(東京セントラル歯科・寶田博院長/東京・八重洲)




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