2008年06月30日

ウェゲナー肉芽腫症

ウェゲナー肉芽腫症(ウェゲナーにくがしゅしょう、Wegener's granulomatosis)は全身性の血管炎で、最も小さい血管を傷害する。鼻やのどの傷害から始まるので最初は風邪のようでもあるが、急速に間質性肺炎急速進行性糸球体腎炎をきたす。したがって症状は、咳、呼吸困難、浮腫などである。軽度の発熱も起こる。鼻に関しても内部構造が破壊され、つぶれて鞍鼻を呈することがある。眼球突出、ぶどう膜炎、角膜潰瘍など眼科的疾患も起こることがある。そのほか皮膚(有痛性紅斑)、神経、脳を冒しうる。血液検査ではc-ANCAまたはPR3-ANCAが特異的に上昇する。ステロイド剤などの治療をもってしても90%以上が死亡するきわめて重篤な疾患であったが、免疫抑制剤であるシクロフォスファミド(エンドキサン®)が治療応用されて以来、比較的予後はよくなってきている。

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2008年06月29日

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア)は、ヘルニアの一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である。

椎体と椎体の間には人体最大の無血管領域と呼ばれる椎間板が存在している。椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成る。この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアである。Macnabによる分類が有名である。

多くの動物は脊椎を重力に垂直にして生活しているのに対し、人間は二足歩行であるために脊椎は重力と平行方向となる。このため、立位では椎間板には多くの負荷がかかる。

椎間板ヘルニアは、下位腰椎 (L4/5, L5/S1) が最多で、次に下位頸椎に多く、胸椎には少ない。胸椎に少ないのは、胸郭により、椎体間の可動性が頸椎や腰椎に比べ少ないことによる。また、神経根走行の関係から、下位腰椎では、上位腰椎に比べ、神経根症状を起こしやすく、発見されやすい面もあるかもしれない。高齢になると、下位頸椎での可動性が減少し、ヘルニアが起こりにくくなり、比較的上位の頸椎病変を来しやすくなる。すなわち、椎間板ヘルニアは、よく動く脊椎の部分で起こりやすいのである。

最新の研究では、腰椎椎間板ヘルニアの発症原因の一つとして遺伝的要素が係わっていることを理化学研究所らの研究グループが突き止めた。

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2008年06月28日

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、脊椎にある脊柱管(せきちゅうかん)という神経を囲んでいる管が狭窄する整形外科疾患。

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2008年06月27日

坐骨神経痛(座骨神経痛)

坐骨神経痛(ざこつしんけいつう、Sciatica, Sciatic Neuralgia)とは、人の体において様々な原因により、坐骨神経が刺激されることに起因する神経痛。あくまで症状であり、病名ではない。

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2008年06月26日

顕微鏡的多発血管炎

顕微鏡的多発血管炎(けんびきょうてきたはつけっかんえん、Microscopic PolyAngitis; MPA)は難治性血管炎。

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2008年06月25日

結節性多発動脈炎

結節性多発動脈炎(けっせつせいたはつどうみゃくえん、Polyarteritis nodosa; PNまたはPAN)は全身性の炎症性疾患である。血管炎の一つであるが、中でも最も古くから知られており代表的な疾患である。

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2008年06月24日

混合性結合組織病(MCTD)

混合性結合組織病(こんごうせいけつごうそしきびょう、mixed connective tissue disease; MCTD)は膠原病。1972年にシャープによって提唱された疾患である。広義のオーバーラップ症候群に含まれる。日本では現在特定疾患に定められている。

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2008年06月23日

全身性強皮症(全身性硬化症)

全身性強皮症(Systemic scleroderma、全身性硬化症 Systemic sclerosis; SSc)は、全身の皮膚が硬くなるほか、内臓にも病変を発症する原因不明の慢性疾患である。古典的五大膠原病のひとつ。複数の病名が併記されることが多く混乱をきたしやすいが、厚生省の特定疾患の記載に従い、「全身性強皮症」の名称を使用する。

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2008年06月22日

皮膚筋炎

皮膚筋炎(ひふきんえん、Dermatomyositis; DM)は自己免疫疾患の一種である。慢性疾患であり、膠原病の1つとして分類されている。横紋筋が冒される特発性炎症性筋疾患の一つであり、他には多発性筋炎(PM)がある。両者は皮膚症状の有無によって区別されるが、そもそも基本的に疾患が異なるとする考えもある。なお、略称のDMは糖尿病と共通しており、また糖尿病のほうが有名であるため、うかつに略称で話すと勘違いされる可能性がある。

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2008年06月21日

淋病・・・病気チェックを!

1分で判明!病気チェック「淋病」

 淋病は、男性ではクラミジアに次いで多い性感染症。淋菌に感染するもので、抗生物質により減り続けてきたが、ジワジワと増加に転じている。間違った薬の服用で抗菌薬の効かない耐性菌が増えたり、口を介した感染(オーラルセックスでのどに)が広がっているためだ。

 菌自体の生命力は弱く、体外では数時間で死滅するが、感染力は強く、性行為をもてば間違いなく感染。男性の潜伏期間は2〜7日。尿道のかゆみや熱っぽさから黄色い濃い膿が出るようになり、排尿時に激しい痛みが出る。ひどくなると腫れて尿道が狭くなるので尿の勢い低下や、周りに飛び散るようになる。

 「薄くサラッとした膿の出るクラミジアと異なり、淋病の特徴は濃い膿が絶え間なくダラダラと出るところ」(北新宿同仁斎メディカルクリニック・西大條文一院長)。淋病の“淋”は、雨で林の木々の葉からポタポタと水滴がしたたり落ちるイメージを表現しているといわれる。

 経口抗菌薬が効けば3日ほどで治るが、耐性菌の蔓延(まんえん)で今では有効率は20%程度。日本感染症学会は、抗菌薬の注射を標準治療に定めている。

 放置したままでは治らず、精巣上体炎や不妊症の原因に。症状に気づいたら必ずパートナーと一緒に治療しよう。

■「淋病」チェックリスト

  1. 尿道から黄色い濃い膿が絶えず出る(下着が汚れる)
  2. 尿道にかゆみがある
  3. 尿道が熱っぽい
  4. 尿道口がタダレ、腫れたような感じ
  5. 排尿時、激しい痛みがある
  6. 尿が薄黄色くにごる
  7. 尿が出にくい(尿道が狭くなる)
  8. 尿を出すと周りに飛び散る

「膿が出れば明らかに感染症だが、複数あれば淋病の可能性が高い」

(北新宿同仁斎メディカルクリニック・西大條文一院長/東京・北新宿)


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2008年06月20日

腎盂腎炎

腎盂腎炎(じんうじんえん、英:pyelonephritis)とは細菌感染を原因とする腎盂ならびに腎実質の炎症。臨床症状として血尿、混濁尿、膿尿、細菌尿、発熱を特徴とする。病理学的には腎杯の炎症、壊死、変性が認められる。ウシではCorynebacterium属菌(特に Corynebacterium renale)による感染が重要である。

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2008年06月19日

B型肝炎

B型肝炎(ビーがたかんえん, Hepatitis B, HB)とは、B型肝炎ウイルス (HBV) に感染することで発症するウイルス性肝炎の一種である。

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2008年06月18日

糸球体腎炎

糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん、英 Glomerulonephritis)とは、腎疾患の一つで腎臓の炎症の一つ。

腎臓の炎症である腎炎は病理組織学的に炎症の首座がどこにあるかによって、糸球体腎炎、間質性腎炎、および腎盂腎炎に分類される。主に糸球体に炎症反応がみとめられるものを糸球体腎炎と呼ぶ。

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2008年06月17日

ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群(ネフローゼしょうこうぐん、英:Nephrotic syndrome) は、ある特定の症状を呈する腎臓疾患の総称。

高脂血症高コレステロール血症)、低蛋白血症、高度な蛋白尿、浮腫(眼瞼や下肢)を主な症状とし、糸球体基底膜の透過の亢進を一次的異常として認める症候群である。若年層(特に幼少期では男子)に多く発症するが、30代の男女も発症例も多数報告されている。

  • 原発性糸球体疾患に起因する一次性ネフローゼ症候群と続発性糸球体疾患による二次性ネフローゼ症候群に分類される。
    • 一次性ネフローゼ症候群の成人の占める割合は、70〜80%と多数を占めるが中高年では半数以上が慢性腎症であり、加齢に伴って割合は増加する。最初の発症から5年以内に2回以上の再発率は80%〜90%と高い。
    • 二次性ネフローゼ症候群の発症は年齢によって異なるが、小児では紫斑病性腎炎が多く、糖尿病性腎症やループス腎炎は成人の発症が多い。
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2008年06月16日

膜性腎症

膜性腎症(まくせいじんしょう、Membranous nephropathy:MN、Membranous glomerulonephropathy:MGN)とは、成人のネフローゼ症候群の原因として代表的な慢性糸球体腎炎

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2008年06月15日

陥入爪・・・歩き回る営業マン注意、ひどくなる前に受診を!

歩き回る営業マン注意「陥入爪」・・・ひどくなる前に受診

 長時間歩き回る営業マンは注意したい足の爪が引き起こす病気だ。

 陥入爪と呼ばれ、主に足親指の爪の角や側面が皮膚に食い込むことで痛みが現れる。爪の縁が丸く巻き込むように変形する巻き爪(湾曲爪)を併発していることが多く、足先の狭い靴や激しい運動、外傷などが原因となる場合がある。が、もっとも悪いのは“深爪”。爪の角を白い部分を残さず、斜めに切り込むと一部がトゲ状に残り、それが刺激の原因となる。

 歩くと爪が押されて痛いので、また深爪をしがちだが、一時的に痛みが消えても肉が盛り上がり、さらに爪を巻き込み悪循環に。悪化すると細菌感染で膿や血が出て激痛から歩行が困難になるケースもある。

 また、これから猛威をふるう水虫にも要注意。白癬菌が爪の中で繁殖して白く濁ったように変色する爪白癬は、気づかないうちに爪を変形させ陥入爪を起こしやすい。

 「梅雨から夏場にかけて高温多湿となる革靴の中はバイ菌にとって絶好のすみ家。足と靴を清潔に保つことは、この病気の予防につながる」(東京警察病院形成外科・澤田彰史医師)

 軽症のうちなら手術をしなくても爪と肉の間に綿を詰めたり、ワイヤで矯正する治療法がある。巻き込みがひどくなる前に受診しよう。

■「陥入爪」チェックリスト

  1. ときどき足爪の横から膿や血が出てきて痛い
  2. 足の爪を切るときについ短めに切ってしまう
  3. 足先の狭い靴を履いている
  4. 入浴時にあまり足の指を洗わない
  5. 水虫がある
  6. サッカーをする
  7. 以前に足の親指に大けがをしたことがある

*「4つ以上該当したら要注意。1ならすでに陥入爪になっている可能性もあります」

(東京警察病院・形成外科/澤田彰史医師)


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2008年06月14日

陥入爪

陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪の角がトゲのように軟部組織(肉)に刺さって炎症を起こした状態をいう。巻き爪と混同されがちだが、横方向に爪が巻いたようになることを指し、陥入爪とは異なる。しかし、一般に、巻き爪と陥入爪は併発していることが多い。

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2008年06月13日

斜視

斜視(しゃし)とは、片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているが、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態のことをいう。

俗に(すがめ)、ひんがら目(ひんがらめ)、藪睨み(やぶにらみ)、ロンパリ、またはロンパリを略してロンパとも言う。

眇は、片目が細い、あるいは潰れているさまを表すこともある。ひんがら目は「僻目(ひがらめ。僻眼とも)」が転訛した語。またロンパリは、一方の目でロンドンを見つつ、もう一方の目でパリを見ているさまに喩えた語である、とされるが、ロンドンとパリくらい離れている、が原意。ただしこれらの語は差別語とされる傾向があり、また、斜視の人にとっては心が傷つく言葉なので、使わない方が好ましい。

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2008年06月12日

「むずむず脚症候群」の実態とは?

人口の3%が発症「むずむず脚症候群」その実態は?

 「むずむず脚症候群」をご存じだろうか。名前は実にユーモラスだが、裏腹にその実態は、不眠、仕事ができないなど日常生活に大きな支障が出るほど深刻だ。サラリーマンにも多いという、ある日突然襲って来るこの病とは――。

 「脳の神経系の不調によるもので、貧血との関連などがいわれていますが、原因ははっきりしていません。人口の3%程度が発症していると推定されています」と、杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授。

 病名のとおり、脚がムズムズしてジッとしていられなくなる。歩き回ったり、脚をバタバタさせたり、はいずり回ったり。しかも、初期段階では、その症状は夜間に現れる

 「患者さん本人は眠れなくなり、睡眠不足に陥り体力的にも非常に辛い。さらに奥さんなど隣で寝ているパートナーも、目が覚めてしまうし、なんとかしたいと思っても、どうにもならないのです」とかなりタチが悪い。

 さらに悪化すると、昼間にも症状が現れるようになるという。会議や商談中に、ムズムズしてたまらなくなり、立ち上がってウロウロしたり・・・と仕事にも悪影響を及ぼすことに。

 残念ながら、このむずむず脚症候群の治療薬はない。今のところは抗パーキンソン薬が代用され、ある程度症状の改善に役立っているが、根治には至っていない。現在、数種類の薬の治験が行われており、将来に期待がかかる。

 「むずむず脚症候群の薬は、近視の方がメガネをかけるのと同じようなもの」(古賀教授)

 いずれにしても、症状が出たならば早めに食い止めることが肝心。な〜んか脚がムズムズするなと感じたら、早めに専門医を受診することが大切だ。



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2008年06月11日

メニエール病

メニエール病(メニエールびょう)は、一般的にめまいと相まって、耳の聞こえにくい状態と耳鳴りが重なる症状のものを言う。

フランス人の医師でプロスペル・メニエールが初めて提唱したのでこの名前がついている。「メニエル病」「メヌエル病」「メニエル氏病」とも。厚生労働省の特定疾患に指定されている難病である。

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posted by kamiryu07 at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする