2009年11月30日

アカシジア

アカシジア(akathisia)は、錐体外路症状(EPS)による静座不能症状のことをいう。ドパミンD2受容体拮抗作用を持っている抗精神病薬による副作用として出現することがある。また、高力価な作用を持つ薬物になるほど、この症状が出現しやすくなる。症状はレストレス・レッグス症候群と同じ症状である。

主な症状は、座ったままでいられない、じっとしていられない、下肢のむずむず感の自覚症状であり、下肢の絶え間ない動き、足踏み、姿勢の頻繁な変更、目的のはっきりしない徘徊(タシキネジア)などが特徴である。また心拍数の増加、息切れ、不安、いらいら感、不穏感等も見られる。症状は薬物等の投与直後から発症する。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポリオ後症候群(ポストポリオ症候群、PPS)

ポリオ後症候群(ポリオごしょうこうぐん、Post-Polio syndrome;PPS)とは、ポストポリオ症候群とも呼ばれ、ポリオ(小児麻痺)にかかったことのある人が、数十年後に突然、疲労、痛み、筋力低下などの症状を呈する症候群である。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 病名ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

急性灰白髄炎(ポリオ、小児麻痺)

急性灰白髄炎(きゅうせいかいはくずいえん、poliomyelitis)は、ポリオ(Polio)とも呼ばれ、ピコルナウイルス科、エンテロウイルス属のポリオウイルスによって発症する感染症のこと。ポリオは、Poliomyelitis(ポリオミエリィティス)の省略形。ポリオウイルスが感染して、脊髄神経の灰白質を冒すため、初めの数日間は風邪を引いたような症状が現れるが、その後急に足や腕が麻痺して動かなくなる病気。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

メレナ(タール便、黒色便)

メレナ(英:melena)とは、消化された血液が便として排出される状態。タール便黒色便とも呼ばれる。血様下痢とは異なる。通常は黒色タール状であり、上部消化器の大量の出血を示唆する。

メレナの原因として鼻出血、上部消化管腫瘍、胃潰瘍ポリープなどが存在する。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月27日

急性音響外傷(急性音響性聴器障害)

急性音響外傷(きゅうせいおんきょうがいしょう)とは、125〜135dB以上にもなる予期しない突発的な強大音に暴露した時に起こす外傷の一種で、急性音響性聴器障害とも呼ばれる音響性外傷の一種である。外傷性鼓膜穿孔を併発する場合も多い。

実際に起きる事例として多いのが銃の発射音を近距離で聞いた場合であるが、爆弾の爆発、発破工事などで起きる場合もある。

急性音響外傷になると、内耳の聴覚細胞が損傷し、聴覚障害耳鳴りが起きる。重傷な場合には蝸牛神経が損傷し聴覚と平衡感覚が失われ中枢神経が失調して歩くことすらできなくなる場合もある。

特に急性音響外傷を起こしやすいのは日常的に銃声や爆発音に晒されている軍人である。耳鳴りを抱えたまま戦地で活動したり、一般社会に復帰した軍人が日常的に耳鳴りに悩まされた結果、精神的に病んで異常行動を起す場合があり、これが帰還兵の大きな問題になる場合が多い。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

半側空間無視

半側空間無視(はんそくくうかんむし、Hemispatial neglect)とは、大脳半球が障害されて半側からのあらゆる刺激(視覚、聴覚、触覚等)を認識できなくなる症候のことである。失認の一種。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

両耳側性半盲

両耳側性半盲(りょうじそくせいはんもう、bitemporal hemianopsia)とは、視野障害の一種で、視野の外側すなわち耳のあるほうが見えなくなった状態を指す。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:41| Comment(1) | TrackBack(0) | 病名ラ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

同名半盲

同名半盲(どうめいはんもう、英:homonymous hemianopsia)は、神経学症候のひとつで、両眼の同じ側が見えなくなる症候のこと。同名性半盲ともいう。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

片麻痺

片麻痺(へんまひ、かたまひ、hemiplegia)とは、一側性にみられる上下肢の運動麻痺。いわゆる半身不随の状態といえる。

不完全な麻痺(障害が部分的であるか、筋力低下にとどまる)を「不全麻痺(ふぜんまひ、paresis)」と呼ぶ。原因となる障害部位は、脳の大脳皮質及び内包や脳幹部から脊髄まで多岐にわたる。原因疾患もクモ膜下出血脳内出血脳腫瘍、脊髄腫瘍など様々な原因がある。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 22:47| Comment(1) | TrackBack(0) | 病名ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

対麻痺

対麻痺(ついまひ、paraplegia)とは四肢麻痺と違い、両下肢のみの運動麻痺(運動中枢から筋線維までのうちのいずれかの障害によって随意運動ができない状態)がある状態を指す(両上肢の場合は両麻痺という)。特に胸髄以下の脊髄障害および脊髄損傷によるものが多い。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

麻痺

麻痺(まひ、Paralysis)とは、一般的には、四肢などが完全に機能を喪失していることや、感覚が鈍って、もしくは完全に失われた状態を指す。比喩的に使われることも多く、「金銭感覚が麻痺する」「交通麻痺(=極度の交通渋滞や災害等により、道路機能が失われること)」などの用例がある。

医学用語としての麻痺は、中枢神経あるいは末梢神経の障害により、身体機能の一部が損なわれる状態を指す。例えば運動しようとしても、四肢などに十分な力の入らない・四肢の感覚が鈍く感じる状態(不全麻痺)、または全く動かすことができない・感覚が全く感じられない状態(完全麻痺)を指し、一般用語の不随に近い意味を持つ。麻痺には、運動神経が障害される運動麻痺と、感覚神経が障害される感覚麻痺(知覚麻痺)がある。また中枢が障害される中枢性麻痺と末梢神経が障害される末梢性麻痺に分類される。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

肝レンズ核変性症(ウィルソン病)

肝レンズ核変性症(かんレンズかくへんせいしょう、hepatolenticular degeneration)とは、先天性代謝異常によって無機銅が代謝されずに蓄積し、大脳のレンズ核の変性と共に肝硬変・角膜輪等を生ずる疾患である。ウィルソン病(Wilson's Disease)とも言う。5歳から15歳頃までに発病する。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

錐体外路症状(EPS)

錐体外路症状(すいたいがいろしょうじょう、 英:extrapyramidal symptom;EPS)は、大脳基底核が主として関与する神経学的症状である。錐体外路症候群とも呼ばれる。頭文字をとって「EPS」と略す場合がある。錐体外路症状は一般に、筋緊張亢進‐運動減退症候群(hypertonic-hypokinetic syndrome)、筋緊張低下‐運動亢進症候群(hypotonic-hyperkinetic syndrome)の2つに大別される。

筋緊張亢進‐運動減退症候群は、主に淡蒼球、黒質の障害で、筋緊張は亢進し、寡動、固縮が見られる。例として、パーキンソン症候群ウィルソン病の末期、マンガン中毒、ハラーホルデン・スパッツ病(ハレルホレデン・シュパッツ病)がある。

筋緊張低下‐運動亢進症候群は、主に視床とも関連する新線条体(尾状核、被殻)の障害で、筋緊張は低下し、多動状態が見られる。例として、ハンチントン舞踏病アテトーゼバリスムスミオクロニー、ジスキネジア等がある。疾患としては、リウマチ性舞踏病(小舞踏病)、ハンチントン舞踏病、脳性麻痺脳血管障害等がある。 また、クロルプロマジン、ハロペリドール、アモキサピンといった抗精神病薬等の副作用としてみられる錐体外路症状は、ほとんどがこちらのことを指す。

パーキンソン病においては、筋固縮等の緊張亢進があるが、不随意運動としての運動亢進を伴うことが多く、上記の二群に大別できない場合がある。

錐体路に対する錐体外路における症状は、既述のとおり大脳基底核が関与しているが、小脳、大脳皮質等も関与していることが分かっており、それらも含めて他の神経機構の関与についてもまだ不明な点が多い。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月18日

錐体外路障害

錐体外路障害(すいたいがいろしょうがい、Extrapyramidal tract disorder)とは、錐体外路に病変があり、様々な筋緊張異常や不随意運動が出現してきた状態をいう。錐体外路とは、運動神経線維(ニューロン)の遠心性経路で錐体路以外の経路のことをいう。多くは不随意運動を呈する。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

錐体路障害

錐体路障害(すいたいろしょうがい、Pyramidal tract disorder)とは、錐体路を含めた、主に上位の運動ニューロン障害のことを示す。錐体路とは、運動神経線維(ニューロン)の遠心性経路で延髄の錐体を通る経路のことで、随意運動の指令を伝える。

運動ニューロンの経路は以下のとおりである。

大脳中心前回 → 内包後脚 → 中脳大脳脚 → 延髄錐体交差 → 脊髄側索または前索 → 脊髄前角細胞 → 末梢神経 → 筋肉

前角細胞までを上位運動ニューロンといい、前角細胞以下を下位運動ニューロンという。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

音響性外傷(NIHL)

音響性外傷(おんきょうせいがいしょう、Noise-induced hearing loss;NIHL)とは、過度に大きい音によって内耳の蝸牛が障害を受け、難聴などが生じる聴覚機構の損傷である。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月15日

記憶障害

記憶障害(きおくしょうがい、Memory disorder)とは記憶を失った障害のことである。

過去に覚えていたことを思い出すことができない長期記憶障害と、新しいことを覚えられない短期記憶障害がある。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

片側顔面痙攣

片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん、hemifacial spasm)は、片側の顔面がピクピクと痙攣を起こす不随意運動の一つ。半側顔面痙攣と呼ばれることもある。日本神経学会での正式用語は「片側顔面攣縮」である。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

熱性けいれん

熱性けいれん熱性痙攣、Febrile seizure)は乳児に見られる発熱時のけいれん。けいれんを起こすがてんかんではない。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名ナ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月12日

喀血

喀血(かっけつ、Hemoptysis)とは、気管や呼吸器系統から出血し、口から血を出すこと。

続きを読む
posted by kamiryu07 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。