2010年03月31日

先天性赤血球異形成貧血(CDA)

先天性赤血球異形成貧血(せんてんせいせっけっきゅういけいせいひんけつ、congenital dyserythropoietic anemia;CDA)とは、先天的に赤血球の形成異常があるために貧血を引き起こす疾患である。

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2010年03月30日

ヒト顆粒球アナプラズマ症(HGA)

ヒト顆粒球アナプラズマ症(ヒトかりゅうきゅうアナプラズマしょう、英:Human Granulocytic Anaplasmosis;HGA)とは、マダニにより媒介される感染症のひとつで、人獣共通感染症のアナプラズマ症のひとつである。

1994年に初めて報告され、家畜の感染症であるエーリキア症の人畜感染とされたため、ヒト顆粒球エーリキア症(HGE)と命名された。

病原体は1996年に単離され、新種Ehrlichia phagocytophilaと記載された。2001年の新分類でAnaplasma phagocytophilumに変更され、この種による感染症は正式にはエーリキア症ではなくアナプラズマ症に属すことになったが、現在もエーリキア症に含められることが多い。

アナプラズマには数種が属するが、本種のみが顆粒球に感染する。本種は人畜双方での感染が報告されており、反芻類には放牧熱(pasture fever)を引き起こす。他の種は家畜感染だけが報告されている。輸血による感染も報告されていたが、2008年、中国でヒト−ヒト感染が判明しJAMAに報告された。

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2010年03月29日

脾腫(巨脾症)

脾腫(ひしゅ、英:splenomegaly)は、脾臓が腫大した状態。巨脾症(きょひしょう)とも呼ばれる。続きを読む

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2010年03月28日

本態性血小板血症(血小板増加症)

本態性血小板血症(ほんたいせいけっしょうばんけっしょう、英:Essential thrombocythemia または Essential thrombocytosis)とは、骨髄増殖性疾患の一つで造血幹細胞レベルの異常から主に血小板が著しく増加する血液疾患である。(ICD-10 D75.2, D47.3)

原発性血小板血症」や「特発性血小板増加症」、「血小板増加症」「血小板増多症」あるいは単に「血小板血症」と呼ばれることもある。

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2010年03月27日

神経鞘腫

神経鞘腫(しんけいしょうしゅ、英:neurilemmoma, neurinoma)とは、神経鞘の腫瘍のこと。

神経鞘腫は一般に良性であるが、時として悪性であり、神経のミエロン鞘上に形成される。神経鞘腫は一般に耳に影響を及ぼし、それは聴神経種と呼ばれるが、神経鞘腫は種々の神経に出現することがある。

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2010年03月26日

骨髄増殖性疾患(MPD)

骨髄増殖性疾患(こつずいぞうしょくせいしっかん、英:Myeloproliferative disease;MPD)とは、骨髄系腫瘍の一つであり、急性型と慢性型に分けられる。

急性型は腫瘍細胞に分化障害があり、慢性型は造血幹細胞レベルの異常から幼弱細胞から成熟血球細胞までが骨髄で異常増殖を起こす疾患である。すなわち、分化障害のない腫瘍性の疾患である。したがって、急性骨髄性白血病の場合、白血球裂孔が存在するのに対して、慢性骨髄増殖性疾患である慢性骨髄性白血病では白血球裂孔が存在しない。また、悪性リンパ腫との差としては、WHO分類で示されているように悪性リンパ腫は由来細胞で分類される。

多くの場合、骨髄増殖性疾患とは慢性型のことを言う。

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2010年03月25日

骨髄性白血病

骨髄性白血病(こつずいせいはっけつびょう、英:myeloid leukemia)とは、骨髄を原発部位とする白血病の1型である。

骨髄性白血病には以下のものがある。




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2010年03月24日

キャッスルマン病

キャッスルマン病(キャッスルマンびょう、英:Castleman's disease)は、非常に稀なリンパ増殖性疾患である。1956年にアメリカの病理医・キャッスルマン(Castleman)医師が初めて原因不明の病気として報告したことから、キャッスルマン病と名付けられた。

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2010年03月23日

真性多血症

真性多血症(しんせいたけつしょう、英:Polycythemia vera)とは、慢性骨髄増殖性疾患のひとつであり、血液中の赤血球をはじめとした血球等が異常に多くなる病気(多血症)の一種で、造血幹細胞の後天的な異常から来る増殖によるとされるものである。

診断基準は以下のとおりであるが、EPO(エリスロポイエチン)が上昇しておらず、3系統の血球が増加していれば診断できるが、近年では新しい診断基準も提唱されている。EPOの正常下限ないし低下,過形成骨髄,酸素分圧の正常が診断の参考。赤血球量増加で相対的赤血球増加症(ストレス多血症など)を除外する。EPOが高値でないことから二次性赤血球増加症を除外する。発症年齢は主に成人であるが、時に幼年の場合もある。ほとんどの患者でV617F変異JAK2遺伝子と呼ばれるチロシンキナーゼ遺伝子の異常との関連が報告されている。

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2010年03月22日

超多剤耐性結核(超多剤耐性肺結核、XDR-TB)

超多剤耐性結核(ちょうたざいたいせいけっかく、Extensively Drug Resistant Tuberculosis;XDR-TB)とは、従来の薬による治療が極めて困難な、薬が効かない結核である。この「XDR-TB」とは、「Extensively Drug Resistant Tuberculosis」の略称であり、直訳すれば「拡大薬剤耐性」であるが、多剤耐性結核であることが前提であり「超多剤耐性」と試訳する。「超多剤耐性肺結核(Extensively drug-resistant pulmonary tuberculosis)」ともいう。

結核に効き目が強い第一選択薬のうち、イソニアジドとリファンピシンに耐性をもつものは、多剤耐性結核(MDR-TB)と名づけられているが、XDR結核はこの2種類に加えて、補助的な第二選択薬(6種類)のうち、3種類以上に対して耐性があるものを指す。

世界保健機関(WHO)は2010年3月18日、この「超多剤耐性(XDR)結核」の感染が2010年3月時点で、世界58カ国で確認されたと発表した。XDR結核の感染者は推定で、年間2万5000人に上るとした。また、XDRを含めた、薬による治療が難しい「多剤耐性(MDR)結核」の感染者は08年で年間44万人、死者は15万人に上ったと推計した。

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2010年03月21日

乳房外ページェット病(乳房外パジェット病)

乳房外ページェット病(にゅうぼうがいページェットびょう、Paget disease affecting scrotum and Penis)は、1889年、Crockerが外陰部の難治性潰瘍および小結節病変に組織学的に大型の明るい胞体をもつページェット細胞を見出したのが初めての報告である。「乳房外パジェット病」ともいい、「乳房ページェット病」とは区別される。

腫瘍細胞の起源については未だ確定されていないが、表皮から発生し、アポクリン汗腺への分化を示す腫瘍とも考えられている。表皮内に限局している場合には予後は良いが、ときに下床に浸潤癌を合併し、その場合は予後がきわめて不良である。

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2010年03月20日

膝蓋前滑液包炎(膝蓋粘液腫)

膝蓋前滑液包炎(しつがいぜんかつえきほうえん、Prepatellar bursitis)または膝蓋粘液腫(しつがいねんえきしゅ)とは、膝蓋骨(膝の皿)上に腫れと痛みを生じる疾患である。通称女中ひざ(housemaid's knee)。

膝蓋前滑液包の炎症によって惹き起こされる。膝蓋前滑液包とは、滑膜を伴う滑液包の一種で、皮膚と膝蓋骨の間に位置する組織である。この滑液包は機械的な応力や摩擦の結果として乳幼児期のうちだけ発達し、以後は摩擦を軽減したり膝関節の可動範囲を最大にするために働く。細菌性ではない膝蓋前滑液包炎は、膝を曲げた姿勢を頻繁に取ることによって起きる。そのため「女中ひざ」の別名がある。

膝蓋前滑液包炎は女性よりも男性に多く見られる。ふつう細菌性ではないが、細菌の感染による場合もある。後者が見られるのは、ほとんどが子供か免疫力の弱った人である。

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2010年03月19日

歯原性粘液腫

歯原性粘液腫(しげんせいねんえきしゅ、Odontogenic myxoma)とは、原性間葉組織に由来する粘液腫様組織からなる腫瘍で顎骨内部に生じるものである。

局所的侵襲性に、骨梁間に侵入増殖する傾向を示し、完全に除去することが困難で再発は稀ではない。顎骨の粘液腫は、歯原性上皮を含むことがあることから、ほとんどが歯原性起源のもと推測される。10〜50代に発生し、わずかに女性好発する傾向にあり、下顎臼歯部に起こりやすい。

エックス線像では、細かい樹枝状の不透過像を呈する。組織学的には、主に細長い突起を有する星状および紡錘形の濃縮した核を有する細胞が粘液性基質中に存在し、コラーゲン線維は乏しい。また、歯原性上皮巣が散見されることがある。骨質は吸収され、骨皮質が部分的に消失することがある。

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2010年03月18日

粘液腫

粘液腫(ねんえきしゅ、myxoma)には次のものがある。

  • 人の疾患
  • 動物の疾患
    • 兎粘液腫 - ウサギが感染するウイルス性疾患。
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2010年03月17日

リンパ管腫(リンパ管拡張症)

リンパ管腫(リンパかんしゅ、Lymphangioma)は、リンパ管が拡張したり増殖することによってできる腫瘍である。リンパ管拡張症ともいう。先天性と後天性に分かれる。症状がひどい場合、象皮様の硬化になる。

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2010年03月16日

ほくろ(ホクロ、黒子)

ほくろホクロ黒子、mole)は、皮膚の一部にメラニン色素を含む細胞=メラノサイトが、周囲より高い密度で集まってできた母斑の一種。

メラノサイトが一層に並んでいるものを、狭義の黒子(こくし、lentigo)と言い、メラノサイトが重層したもの(しばしば持ち上げられた表皮が盛り上がって見える)を色素性母斑(pigmented nevus)あるいは母斑細胞性母斑(nevus cell nevus / nevocellular nevus)と言う(この場合、母斑を形成するメラノサイトを特に母斑細胞(nevus cell / nevocyte)と呼ぶ)。体表からは、黒く見えるのが一般的であるが、深い部分でのメラノサイトの増殖の場合、青く見えることもある(青色母斑という)。

一般には過誤腫的なものと考えられているが、WHO分類分類では色素性母斑に限っては良性腫瘍として扱い、ICD-Oコード付けが成されている(8720/0など)。

日本語では古く「ははくそ(母糞)」と言った。文字通り「母胎内でついた母親の糞」の意であったが、鎌倉時代初期に色名の「くろ(黒)」と混同をきたして「ははくろ(母黒)」という語が生じ、ハワクロ→ハウクロ→ホウクロという音韻変化を経て室町時代末期にホクロになったというのが通説である。

また目の近く(もしくは下に)できたほくろを「泣きぼくろ」といい、「泣きボクロ」と表記することもある。泣きぼくろについては、泣いているように見えることから、これがある人は涙もろいという俗説がある。また、人相占いのたぐいでも「泣く」ということから「不幸」を連想させるとして、いい人相とされない場合もある。左右対称を美しいと感じる人間の美的傾向があることから、泣きぼくろを否定的に捕らえる見解もある。このため、化粧で泣きぼくろを消している女性もいる。逆に、その泣いているように見える様子が「はかなさ」またある種の「セクシーさ」を演出することからわざわざ「付けぼくろ」をして「泣きぼくろ」をつける女性もいる。要するに、泣きぼくろの評価については個人の好みの問題であり、安易に「いい」、「悪い」の判断をすることはできない。

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2010年03月15日

熱傷後瘢痕部掻痒感

熱傷後瘢痕部掻痒感(ねっしょうごはんこんぶそうようかん)とは、火傷したあとの傷痕に生じる強いかゆみである。このかゆみは大変強く、人によっては不眠になったり、寝ている間かきすぎてシーツが血まみれになっていることもある。

この苦痛を軽減するには、クロルフェニラミンマレイン酸、塩酸フェキソフェナジン、塩酸セチリジンなどの外用薬があるが、特効性はない。ヨモギローションを使用して効果があるとする文献もある。

掻痒感の期間は人にもよるが、約1〜2年間。

対策としては、清拭、ステロイド外用薬塗布、包帯の上からたたくなどがある。もっとも効果的なのはかゆみを気にしないように、肉体的キュアのみならず精神的ケアを重視することである。

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2010年03月14日

創傷

創傷(そうしょう、英:trauma, wounds, burns)は、外的、内的要因によって起こる体表組織の物理的な損傷を指す。(そう)と(しょう)という異なるタイプの損傷をまとめて指す総称である。日常語では(きず)と呼ばれる。

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2010年03月13日

成熟瘢痕

成熟瘢痕(せいじゅくはんこん、英:mature scar)とは、創傷治癒過程で、炎症が治まり瘢痕が成熟化した状態のものをいう。瘢痕が成熟化しないと、いつまでも炎症が続き、赤く盛り上がる異常な瘢痕(肥厚性瘢痕)や、肥厚性瘢痕が正常皮膚にも広がっていく瘢痕(ケロイド)、さらに引きつれたもの(瘢痕拘縮)などの状態を生じることがある。

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2010年03月12日

拘縮

拘縮(こうしゅく、英:contracture)は、関節包外の軟部組織が原因で起こる関節可動域制限のことである。生理学的には活動電位の発生の停止により筋が弛緩しなくなる現象。

  1. 皮膚性拘縮
    皮膚が熱傷や挫滅から回復する際、ケロイド肥厚性瘢痕などにより引きつれるために起こる。瘢痕拘縮のひとつ。いったん拘縮すると手術以外に除去方法がない。Z形成術やティッシュエキスパンダーによって皮膚の不足分を補うなどの方法がある。
  2. 結合組織性拘縮
    皮下組織や腱、腱膜の瘢痕拘縮。
  3. 筋性拘縮
    高齢者が長期間寝たきりだったことに起因する廃用性の萎縮を指すほか、阻血によるフォルクマン拘縮もこれに含まれる。
  4. 神経性萎縮
    痙性麻痺や痛みに対する反射性の筋緊張によるもの。

拘縮は歩行機能やADLの阻害因子となり、リハビリテーションの対象となることがある。特に、脳卒中患者や高齢者の介護では寝たきりにしておくことが筋拘縮を来たし、さらに自立度を下げる悪循環を形成しがちなため、関節を適切に運動させることが必要である。

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