2010年06月29日

内臓幼虫移行症

内臓幼虫移行症(ないぞうようちゅういこうしょう、英:visceral larva migrans)とは、Neoascaris vitulorumや犬回虫(Toxocara canis)のような線虫の幼虫移行による子供の疾病。

それらの線虫はヒトの体内では成熟し、落ち着いて生息することができないため、体内を迷走し、心臓(心筋炎を引き起こす)や中枢神経系(発作を引き起こす)に侵入する。線虫は眼に侵入することもあり、その場合は眼幼虫移行症と呼ばれ、網膜芽細胞腫と誤診されることがある。

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2010年06月27日

ブラストミセス症

ブラストミセス症(英:blastomycosis)とは、Blastomyces dermatitidisを原因とする真菌症。ブラストミセス症はアメリカ北部の一部地域における風土病であり、その臨床症状はヒストプラズマ症に類似する。

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2010年06月25日

コクシジオイデス症

コクシジオイデス症(英:coccidioidomycosis)とは、Coccidioides immitisあるいはC. posadasiiを原因とする真菌症valley feverSan Joaquin Valley feverCalifornia valley feverdesert feverとも呼ばれる。C. immitisはアメリカ合衆国南西部、メキシコ北部、アメリカ大陸中央および南部の土壌に生息する。C. immitisは乾燥時には休眠状態で過ごし、雨が降ると浮遊胞子が破壊され、長いフィラメントを持つ菌に発育する。

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2010年06月23日

ヒストプラズマ症

ヒストプラズマ症(ヒストプラズマしょう、英:histoplasmosis)とは、真菌であるHistoplasma capsulatumを原因とする感染症。同義語として「Darling's disease」。

ヒストプラズマ症の症状は非常に多様であるが、主に肺を侵す。時として肺以外の器官を侵すことがある。これを播種性ヒストプラズマ症と呼び、未治療の場合には致命的となることがある。ヒストプラズマ症は一般に免疫機能が低下しているエイズ患者に関与している。

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2010年06月21日

クラゲ刺傷

クラゲ刺傷(クラゲししょう、jellyfish sting)は、クラゲに刺された時にできる傷で、外傷の一つ。魚などの大型動物による咬傷は動物咬傷を参照のこと。

クラゲの触手には毒針を撃ち出す刺胞があり、小動物を捕食したり身を守るために使用している。ヒトがこれに触れると触れた部位が赤く腫れて痛む。カツオノエボシやアンドンクラゲ、アカクラゲなどの被害が多い。

上記以外の、一般的には触っても痛くないとされるクラゲであっても、(毒が少なかったり刺胞が弱いだけで)触手の刺胞を使って獲物やヒトを刺すのは同じである。これらのクラゲを痛くないからと何度も触っているうちに、アナフィラキシーショックによって体調を崩してしまう場合があるので、原則としていかなるクラゲであっても素手で触るのは控えるべきである。

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2010年06月19日

肉芽腫

肉芽腫(にくがしゅ、慣習的に「にくげしゅ」とも、英:granuloma)は、炎症反応による病変のひとつであり、顕微鏡的に類上皮細胞、マクロファージ、組織球、巨細胞などの炎症細胞が集合し、この周囲をリンパ球、形質細胞と線維組織が取り囲んでいる巣状病変のことである。免疫刺激の少ない異物により惹起される「異物性肉芽腫」と、免疫反応を引き起こす不溶性粒子により惹起される「免疫性肉芽腫」に分類される。

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2010年06月17日

鼠咬症

鼠咬症(そこうしょう、rat-bite fever)とは、異なる2種の原因菌により起こる感染症の総称であり、人獣共通感染症の一つ。鼠咬症スピロヘータ感染症およびモニリホルム連鎖桿菌感染症が存在する。

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2010年06月15日

動物咬傷

動物咬傷(どうぶつこうしょう、animal bite)とは、動物に咬まれた時にできる傷であり、外傷の一つである。

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2010年06月13日

多指症(多趾症)

多指症多趾症(たししょう、Polydactyly or polydactylism)とは、手足の先天性の形状異常のひとつであり、指(足の場合は「趾」)が分離形成される段階で、1本の指(趾)が2本以上に分かれて形成される疾患のことである。結果として手足の指の数が6本以上となる。反対に、指の数が少ないのを欠指症(欠趾症)という。手足の先天性異常では比較的多くの割合を占め、様々な症候群に合併する。

過剰な指(趾)が痕跡的に突き出るもの、細い茎でぶらぶらする指(趾)がつながっているもの(浮遊型)、完全な指(趾)の形を示すものまで見られさまざまである。

人種的には黒人に多く見られるが、どの人種にも見られ、日本人では手指の場合は拇指(親指)に、足趾の場合は第X趾に多く見られる。

現代、特に先進国では幼いうちに一本を切断し5本指とすることが多い。その際は指(趾)の大きさ、骨や関節、筋腱における異常を検討して切断指(趾)を決める。手術治療を行う場合は指の機能が確立される1歳時までに行うのが主流である。

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2010年06月11日

被虐待児症候群

被虐待児症候群(ひぎゃくたいじしょうこうぐん、battered child syndrome)は、児童虐待の際にその子どもの症状として頻繁に紹介されるもので、あまりに虐待が継続、日常化した場合、その子どもが抵抗する意欲を失うばかりか、虐待を当然のこととして甘んじて受けるようになってしまう状態のこと。

この状態で救出され看護師などから介護、ケアを受けても、この行為に応えて、自ら手を差し出してそれを受け入れることもできなかったりする。アメリカの臨床場面では、それを「お祈りするカマキリ」という言い方をすることもある。手を組んで、それを差し出せないように自ら規制するため。ベテランの看護師が、1週間程度愛情をこめてケアすれば、その手は解けることが多いという。

「battered」は「殴打された」という意味ではあるが、これには殴打するだけでなく、蹴ったり、叩いたり、タバコの火を押し付けたり、階段から投げ落としたりといったものも含む。心理学者のマーティン・セリグマンが、こうした現象を「学習性無力感」と名づけた。一種の条件づけである。

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2010年06月09日

戦闘ストレス反応(戦争神経症、CSR)

戦闘ストレス反応(せんとうストレスはんのう、英:combat stress reaction;CSR)とは、戦闘がもたらす有害な心理反応をいう。PTSDとは異なる。戦争神経症戦場神経症シェル・ショックともいう。

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2010年06月07日

心的外傷(トラウマ、外傷体験)

心的外傷(しんてきがいしょう、Psychological trauma)とは、外的内的要因による衝撃的な肉体的、精神的ショックを受けたことで、長い間心の傷となってしまうことを指す。外傷体験(traumatic experience)、トラウマ(trauma)ともいう。これが精神に異常な状態を引き起こすと、心的外傷後ストレス障害となる。

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2010年06月05日

アダルトサヴァイヴァー(アダルトサバイバー)

アダルトサヴァイヴァーもしくはアダルトサバイバー(Adult Survivor)とは、幼少期に機能不全家庭で育ったり、成長の過程で心的外傷を負わされたことにより、何とか生き延びて思春期・成人期に達してはいるものの、人間成長のどこかの段階を喪失したために、その好ましくない影響を心身に色濃く残している人々をいう。

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2010年06月03日

アダルトチルドレン(AC)

アダルトチルドレンとは、機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなお内心的なトラウマを持っている人のことを指す。「Adult Children」の頭文字を取り、単にACともいう。学術的な言葉ではないため、論者により定義が異なる場合がある。

日本においては、1990年代にマスコミや、精神医学、臨床心理学を知らない知識人たちにかなり誤用されたために、近年はその本来的な意味をあらわすのにアダルトサヴァイヴァー(Adult Survivor)が使われるようになってきている。

一般には、親による虐待や、アルコール依存症の親がいる家庭や機能不全家庭で育ち、その体験が成人になっても心理的外傷として残っている人をいう。破滅的であったり、完璧主義であったり、対人関係が苦手であるといった、いくつかの特徴がある。成人後も無意識裡に実生活や人間関係の構築に、深刻な悪影響を及ぼしている場合も多いが、日本においては2010年現在、未だ一般社会による認知度は低い。

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2010年06月01日

潜在精巣(停留精巣、陰睾)

潜在精巣(せんざいせいそう、英:cryptorchidism)は、精巣の下降が不完全で鼠径管ないし腹腔内に停留し、陰嚢内に納まっていない状態。停留精巣(ていりゅうせいそう)、陰睾(いんこう)とも呼ばれる。

潜在精巣では精巣が高い温度条件下にあるため、正常な精子を生産することができず、精巣のアンドロゲン分泌機能も阻害される傾向にある。したがって、両側性の潜在精巣である場合は生殖能力がないが、片側性の場合は生殖能力は低下するが、完全に失われるわけではない。

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