2010年07月31日

ノカルジア症

ノカルジア症(ノカルジアしょう、英:Nocardiosis)は、ノカルジア属によるヒトの感染症。主に日和見感染を起こすが、健常者の感染もある。ヒトへの感染を起こす種としてはN. asteroidesN. brasiliensisなどがある。土壌中にすむノカルジア属を吸入することで肺感染症を、皮膚の傷口に入ることで皮膚感染症を起こす。

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2010年07月29日

味覚異常

味覚異常(みかくいじょう、cacogeusia, taste disorder)は精神医学疾患に由来することが多いが、肉体的あるいは局所的原因の場合もある。原理的には顔面神経あるいは三叉神経麻痺は味覚異常を引き起こすはずであるが、神経麻痺が両側同時に発生することは稀なので気がつくことが少ない。

タバコの吸い過ぎや口腔乾燥症(ドライマウス)などによる口腔粘膜の乾燥は、味覚を損なう。また亜鉛欠乏により、突発性味覚異常(味覚の歪み)が発生する。急性インフルエンザなども一過性の味覚異常を引き起こす。慢性関節リウマチで金化合物療法を受けている患者が金属味を愁訴するのは、口内炎の始まりを意味する。不愉快な甘味は肺の小細胞癌を示唆することがある。

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2010年07月27日

正中菱形舌炎

正中菱形舌炎(せいちゅうりょうけいぜつえん、Median rhomboid glossitis)は、舌の病気の一つ。舌背部正中後方1/3の部位に菱形、楕円形の乳頭のない赤い平滑な部分が存在する状態。正中菱形舌炎という名称であるが、真の炎症ではなく非炎症性の病変である。二次的に炎症が見られる場合もあるが、自覚症状は乏しく歯科医院に受診した際に発見されることが多い。二次的な炎症等がなければ、治療の必要性はない。

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2010年07月25日

舌小帯短縮症(舌癒着症、短舌症)

舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう、tongue-tied, ankyloglossia)は、舌小帯が付着異常を起こしている状態で、「舌強直症」、「舌癒着症」、「舌小帯癒着症」、「短舌症」とも呼ばれる。舌運動の制限の程度によるが、乳児期には授乳障害、成長とともに器質的構音障害が生じる。形態不全、奇形、変形症の疾患群に分類される疾患である。舌小帯が短いため、舌を歯列より前に突き出そうとするとハート型になる。

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2010年07月23日

毛舌

毛舌(もうぜつ、Black hairy tongue)とは、一般的に真菌感染を多く含み、細菌層の変化とそれによる色素沈着が伴って発症すると考えられる。

組織学的には、舌の糸状乳頭は強く角化し、その角化層に表面や内部に多くの細菌塊が見られる。基底細胞の増殖傾向はない。上皮下組織には、軽度炎症性細胞浸潤が見られる。沈着する色により白毛舌黒毛舌と呼ばれる。黒毛舌は抗生物質の使用などによる菌交代減少の結果起こることが多い。

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2010年07月21日

溝状舌

溝状舌(こうじょうぜつ、Fissured Tongue)は、舌背の表面に多数の溝がみられる状態。

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2010年07月19日

地図状舌(地図舌)

地図状舌(ちずじょうぜつ、geographic tongue)とは、舌背の一部に発生した灰白色の辺縁で縁取られた赤斑が不規則な病巣として広がる口腔粘膜疾患の一つ。自覚症状はほとんどなく、稀にしみると訴えることがある。地図舌(ちずぜつ)とも。

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遊走性紅斑

遊走性紅斑(ゆうそうせいこうはん、英:erythema migrans)とは、2つの異なる紅斑の型の記述に用いられる用語。

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2010年07月17日

紅斑

紅斑(こうはん、英:erythema)とは、毛細血管拡張などが原因で皮膚表面に発赤を伴った状態をいう。同部を圧迫すると消失する。皮膚温度の上昇はないが、より深部の動脈の拡張の合併があれば皮膚温は上昇する。

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2010年07月15日

仮性結核

仮性結核(かせいけっかく、英:pseudotuberculosis)とは、仮性結核菌(偽結核菌、エルシニア・シュードツベルクローシス Yersinia pseudotuberculosis)感染を原因とする感染症Yersinia pseudotuberculosisはグラム陰性通性嫌気性桿菌であり、ヒト、ブタ、イヌ、ネコ、タヌキ、ネズミ、サル、シカ、イノシシ、ウサギなどが感受性を有する。低温菌。

ヒトでは胃腸炎症状のほかに、発疹紅斑咽頭炎などの多様な症状を示す。

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2010年07月13日

エルシニア・エンテロコリティカ感染症(エルシニア症)

エルシニア・エンテロコリティカ感染症(エルシニア・エンテロコリティカかんせんしょう、Yersiniosis)とは、細菌感染を原因とする人獣共通感染症の一つ。エルシニア症ともいう。

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2010年07月11日

リステリア症

リステリア症(リステリアしょう、Listeriosis)とは、リステリア・モノサイトゲネスListeria monocytogenesの感染を原因とする疾病の総称。多くの動物にも感染する人獣共通感染症の一種。学名はげっ歯類での感染実験で単球増加が観察されたことにちなむ。1911年には動物に感染することが知られていた。

日本では1970年代前半まで年間数例の散発例がみられていたが、本症に対する関心が高まるにつれ報告数も徐々に増加している。ヒトでは髄膜炎が最も多く、敗血症、胎児敗血症性肉芽腫症、髄膜脳炎を発症する。動物では脳炎のほか敗血症、流産などがある。1980 年代に欧米諸国で生乳、サラダ、ナチュラルチーズなどの食品が感染源となったリステリア症が相次いで報告された。食品が感染源であることが証明された最初の事例は、1981年のカナダのコールスローを原因とした集団事例である。米国での発生件数は年間約1000件程度。

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2010年07月09日

中風

中風(ちゅうふう、地方によって「ちゅうぶ」、「ちゅうぶう」、「ちゅうふ」などと呼ぶところもある)は、現在では脳血管障害の後遺症(偏風)である半身不随、片麻痺言語障害、手足のしびれ麻痺などを指す言葉として用いられている。中気、卒中また俗に「よいよい」ともいう。

しかし本来は純然たる伝統中国医学(東洋医学)の用語で、後漢時代に書かれた漢方薬術書「傷寒論」にも頻出する。中風の「中」は、中毒の中と同じく、「あたる」という意味で、風邪(ふうじゃ)が体に侵入したことによって起こる症状である。発熱・発汗・咳・頭痛肩のこり・悪寒・悪風(おふう、風に当たると寒けや不快感があること)などがあり、脈は浮脈(指で触れて、直ちに触知できる脈)である。

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2010年07月07日

網膜芽細胞腫

網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ、retinoblastoma)とは、眼球内に発生する悪性腫瘍である。大部分は2〜3歳ころまでに見られる小児がんであり、胎生期網膜に見られる未分化な網膜芽細胞から発生する。

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2010年07月05日

トキソカラ症

トキソカラ症(トキソカラしょう、英:toxocariasis, toxocarosis)とは、犬回虫(Toxocara canis)や猫回虫(Toxocara cati)を原因とするヒトの寄生虫病。ヒトは感染源からの含幼虫卵(L3幼虫まで発育している)を摂取することにより感染する。

トキソカラ症には、主要な臓器に影響を与える内臓幼虫移行症と、眼や視神経に影響を与える眼幼虫移行症の2つの主要な型がある。

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2010年07月03日

皮膚幼虫移行症(CLM)

皮膚幼虫移行症(ひふようちゅういこうしょう、英:cutaneous larva migrans;CLM)とは、寄生虫の幼虫により引き起こされるヒトの皮膚病であり、ブラジル鉤虫(Ancylostoma braziliense)を原因とするものが最も多い。

アメリカ合衆国南部では砂質土に住むような幼虫であるsandwormsが関与する疾病である皮膚爬行症やground itchが関与することがある。

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2010年07月01日

眼幼虫移行症

眼幼虫移行症(がんようちゅういこうしょう、英:ocular larva migrans)とは、犬回虫が眼に侵入した時に発生する幼虫移行症の形態の1つ。眼幼虫移行症は内臓幼虫移行症と関係がある。眼幼虫移行症の症状としては、片側性の視力障害、斜視、眼痛が最も多く現れる。

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