2010年12月07日

右旋性大血管転位(D型大血管転位、d-TGA)

右旋性大血管転位(うせんせいだいけっかんてんい、英:dextro-Transposition of the great arteries;d-TGA)とは大血管転位の一つ。D型大血管転位とも言われる。旧来は完全大血管転位と呼ばれていた。

●病態

体循環と肺循環が完全に分離された状態であるため、心室中隔欠損動脈管開存等が存在することで動脈血・静脈血の混合を生じうる。

  • 大静脈 → 右心房 → 右心室 → 大動脈
  • 肺静脈 → 左心房 → 左心室 → 肺動脈

●臨床像

出生直後よりチアノーゼを呈する。

●治療

左室機能が保たれていれば、新生児期に大動脈スイッチ手術(Jatene手術)を行う。左室機能が低下している場合は、肺動脈絞扼術を行った後にJatene手術を行う。現在、心房内血流転換術(Senning手術、Musturd手術)はほとんど行われていない。

●予後

手術方法の確立によって、予後は比較的良好な成績が報告されてきている。20年後生存率は70%以上でもある。

●関連項目


posted by kamiryu07 at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 病名ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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