水痘(すいとう、Varicella)とは、ウイルス感染症の一種。一般に水疱瘡(みずぼうそう)としても知られている。
●原因
ヘルペスウイルス科の水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染による。感染経路は主に接触感染、飛沫感染であるが、空気感染も見られる。通常の潜伏期間は14〜16日。水痘患者は、発疹出現の2日前〜5日後くらいの間は気道分泌物が(空気・飛沫感染)、痂皮形成までの間は水疱液が 他の患者への感染源となる。
●症状
- 全身に直径3〜5mm程度の丘疹(盛り上がった紅い発疹)が出現する。発疹は一斉にではなく、数日かけて続々と出現する。
- ひとつの発疹は丘疹→水疱(水ぶくれ)→膿疱(水ぶくれに膿がたまってくる)→痂皮(かさぶた)の順に変化し、治癒する。さまざまな段階の発疹が混在するのが特徴(痘瘡では発疹の段階がそろっており、水痘との鑑別に重要であったが、今は痘瘡が存在しない)。
- 発疹の出現は発病から3日目ごろがピーク。7日程度で痂皮になって治癒する。
- 発熱は全くみられない場合や、39〜40℃に達する高熱が出ることもあるなどさまざまである。
- アトピー性皮膚炎患者では皮疹が重症になりやすい。
- ステロイド療法中の患者や妊婦・新生児など免疫系の働きが変化している患者、悪性腫瘍に対して化学療法で治療中の患者やAIDS患者など免疫不全患者では重症になりやすい。
- 成人の患者では間質性肺炎の合併がみられることがあり、皮疹も概して重症である。
- 治癒後も神経節などに水痘・帯状疱疹ウイルスは潜伏しており、免疫低下時や疲労・ストレス時に再活性化し帯状疱疹を発症する。
- 一般に1度かかると2度とかからないと言われているが、再感染例や再発症例もたびたび報告されている。ただし、再発症例では、軽症の場合が多い。
●治療
ほとんどの場合、重症化せずに治るので、ただ見守ればいいのだが、病初期からのアシクロビル投与が有効とされ、フォスカルネットが用いられることもある。
発疹にフェノール亜鉛華リニメント(カチリ)という軟膏を塗ることがあるが、日本独特の処方で欧米などでは用いられていない。
●予防
子どもの時に一度かかる病気であるが、予防を求める場合、水痘・帯状疱疹ワクチン(生ワクチン)接種が予防の第一選択とされている。日本では任意接種として可能であるが、費用は自費負担(施設により1500〜4000円程度)である。水痘患者と接触してしまったあとでも、72時間以内にワクチン接種することで発症の予防または症状の軽減が期待できると言われている。
家族内で水痘の患者に接触してしまった乳児や免疫不全患者、悪性腫瘍の化学療法を行う病棟での院内発症の際などには、患者と接触した者に予防的にアシクロビルを投与することがある。接触の7〜9日後に内服を開始し、7日間継続する。
●関連法規
- 感染症法の第5類感染症に指定。
- 学校保健法による第2類学校伝染病に指定。
●関連項目




皮膚小胞は、ウイルスを含んでいるが、主要な情報源ではありません。かさぶたは感染されていません。すべての病変が痂皮まで患者は発疹の発症前2日から伝染する。
水痘を防止することはできますか?
水痘を防ぐことができる。キャッチ水痘を防ぐために、最も簡単な方法は、予防接種を受けることです。しかし、予防接種は、すべての予防接種の70%から90%に成功しています。しかし、ワクチンを接種されている、まだ水痘を取得し、個人は、通常より迅速に、非接種者よりも癒してくれる穏やかな病気を持っています。