ホジキンリンパ腫(−しゅ、英:Hodgkin’s lymphoma, HL)とは、悪性リンパ腫の一分類で、病理組織学的にはホジキン細胞 (Hodgkin cell) あるいはリード=シュテルンベルク細胞 (Reed-Sternberg cell) 等を認める事が特徴的である。
従来ホジキン病 (Hodgkin’s disease, HD) と呼ばれてきた病気である。
●疫学
日本には少ない(全悪性リンパ腫の約10%)。
●症状
表在リンパ節腫大(首のつけね、脇の下、足のつけねなどのしこり)、体重減少、発熱など。
●組織学的分類
WHO分類によれば、ホジキンリンパ腫は「古典型」と「結節性リンパ球優勢型」のふたつに大きく分類され、古典型には4つの亜分類を持たせている。
- 古典型ホジキンリンパ腫
- リンパ球豊富型古典的ホジキンリンパ腫
- 結節硬化型ホジキンリンパ腫
- 混合細胞型ホジキンリンパ腫
- リンパ球減少性ホジキンリンパ腫
- 結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫
●診断
リンパ節生検。WHO分類では4種類(リンパ球減少型、リンパ球優位型、結節硬化型、混合細胞型)
●治療
病期により異なる。ステージI,IIAでは主に放射線療法。ステージIIB以上では化学療法(ABVD療法, C-MOPP療法、BEACOP療法など)。放射線療法後に化学療法を加えると再発率を低下させるといわれているが、全生存期間には有意差を認めないとされる。
●予後
年齢、B症状(発熱、体重減少、寝汗)、巨大縦隔腫瘍などは、予後不良因子とされる。
●関連項目
- 悪性腫瘍
- 腫瘍学



