1分間で判明!病気チェック「毛じらみ症」
毛じらみ症は、性感染症のひとつで、典型的な症状は人前でもボリボリかきむしりたくなるほどの「強烈な陰部のかゆみ」。陰毛の部分がかゆくなる。原因は吸血昆虫のシラミ。ヒトに寄生するシラミは3種類あり、頭に寄生するアタマジラミ、衣類に寄生するコロモジラミ、そしてコイツは陰毛専門の“ケジラミ”だ。
成虫の大きさは1ミリ前後でフック状の手足で毛根にガッチリしがみ付き、皮膚から吸血する。タオルや毛布から感染するケースもあるが、「ヒトから離脱すると生存は48時間以内。1日10センチ程度しか動けないため、性行為による陰毛の直接接触が主な感染経路になる」(北新宿同仁斎メディカルクリニック・西大條文一院長)
成虫は約1カ月間生き続け、メスはその間に1匹当たり30〜40個のゴマ粒のような半透明の卵を陰毛の根元辺りに産みつける。卵は1週間ほどでふ化して、約1カ月で成虫に。感染から自覚まで潜伏期間は1〜2カ月。
かゆみの程度には個人差があり、ケジラミの数が多いからかゆみがひどくなるわけでもない。陰部のかゆみはインキンタムシ(股部白癬)と間違いやすいが、皮膚の黒い点々とした吸血痕や卵の有無から区別できる。陰毛を剃るか、駆除パウダー・シャンプーを使用すれば駆除できる。
■「毛じらみ症」チェックリスト
- 陰毛の根元辺りがひどくかゆい
- 陰部がチクチクすることがある
- 陰部の皮膚に黒い点々がある
- パンツに黒い(血の)点々が付く
- 陰部に何か動いている気配を感じる
- 陰毛にフケのようなものが付いている
- 陰毛に半透明の粒が付いている
- パンツの中がむれる
「3つ以上該当すればおそらく間違いない」
(北新宿同仁斎メディカルクリニック・西大條文一院長/東京・北新宿)


